AKB48
あれは高校1年生の夏だった。
友人に薦められたことをきっかけに、AKB48にどっぷりハマった。
それからというもの、毎日のようにAKBの曲や動画を漁りまくって何度も試聴した。
他にも、学校行事でクラスの皆とダンスを披露することになった際には、僕の希望が通りAKBの曲を踊れることになったり、高校時代のなけなしの小遣いを総選挙につぎ込んだりと、勉強や部活が中途半端であった僕にとっては、AKBこそが青春だった。
そんなAKBにどっぷりハマっていた僕には、もう一つ楽しみができていた。
それはTwitterだ。
最初は、当時から推しメンであった島崎遥香さんがTwitterをやっていないということを知り、友人に薦められても「ぱるるが始めたらやるわ〜」と答えていた。
しかし、Twitterをすることで「ぱるるを好きな人たち」と繋がれるということを知り、僕も始めることにした。
始めたばかりの頃は右も左も分からず、「可愛いと思ったらRT!」とかかれた投稿をひたすらにリツイートして友人から少し迷惑がられていたのは良い思い出だ笑。
とはいえ、僕も一応現代っ子だったので、Twitterにもすぐに慣れ、自分の投稿にもいいね(当時はお気に入り⭐️だった)をもらえるようになってきた。
そんなとき、あることに気づかされた。
僕は昔から自分の好きなものを他のものと比べて評価する癖があり、例えば「ミカンの何がいいの?絶対イチゴのほうが美味しいやん」みたいな感じに(ちなみに、ミカンもイチゴも両方めっちゃ好きです笑)。
それをTwitterでもやってしまっていたが、他の方がそれをしているの見て、嫌な気持ちになった。
今まで悪気がなくそういうことをしていたが、「自分のせいで嫌な思いをしてしまう人がいるかもしれない」ということに気づいたのだ。
その日から、Twitter上でマイナスな表現はしないでおこうと誓った。
そのおかげもあってか、約6年経った今でもTwitterを楽しめている。
それどころか、SNS以外のところにもこの考えが活かされているなぁと痛感させられることも多い。
僕の場合は、AKB48であったが、自分の好きなことで人生における大切なものを学ぶことができれば、それはそれは最高なことではなかろうか。
僕のような経験を早い目にできる人が増えることを願っています。
ぱりゅりゅ