モラルや常識
なぜ人によってこんなにも違いがあるのか
どうも、ぱりゅりゅです。
最近、「常識がない」とか「モラルが欠けている」といった言葉をよく耳にします。
僕自身も、この人はちょっと常識がないなと感じることがあります。
しかし、最近は「常識がないのではなく、常識が自分とは違うのではないか」とも考えるようになりました。
例えばですが、田舎の小学校では、町行く人たちに挨拶をしなさいと教えられます。
一方で、都会の小学校では、知らない人には声をかけてはいけないと教えられるそうです。
僕は田舎出身なので、都会のほうの体験をしたことがありませんが、とある先生が「田舎のほうに来ると子供たちが挨拶をしてくれるから気持ちいいな」と授業中に言っていて初めて知りました。
このように、育ってきた環境や地域、国などによって違いが生まれることは当然だと思います。
ただ、そういったものに関わらず個人間で違いが生まれていることも多いなと感じます。
なぜ人によってモラルや常識に違いが生まれるのかと考えたところ、明確なルールがないからなのかなと思いました。
例をあげると、物を盗んだら窃盗罪だよと言われるように、ルールが存在すると全員がこれはいけないことなんだと認識することができます。
しかしこれだと、他人のものを勝手に取ると良くないから盗まないのではなく、罪に問われてしまうから盗まないという考えの人が多くなってしまうのではないでしょうか。
ルールはあくまでも人間の常識やモラルを考えた上で、これは仕方なく縛る必要があるなといったものについてルールを設けているのだと思います。
そのため、このままだとルールに縛られた国・世界になっていき、様々な考えが許されない窮屈な生き方を余儀なくされるかもしれません。
そうならないためにも、1度自分が正しい、当たり前だと思っていることに対しても他者の意見や考えに耳を傾けてみてはいかがでしょうか。
自分と同じ意見や考えの人が多ければ、このまま貫き通せば良いですし、この考えは今の時代には少し合わないのかな、などと感じることがあればもう一度自分を見つめ直せば良いと思います。
もちろん、自分自身の考えを持つことは非常に素晴らしいことですので、それを捨てろとは思いません。
僕も含め、他者と関わる際はこういう考えを持とうなどと言った柔軟な対応ができる人々が増えていけばなと思います。
毎回僕の記事を読んでくださっている方は薄々気付いているかもしれませんが、いつも終着点ほぼ同じですよね…笑